熱血時計卸人!社長ブログ 「日新」

南九州デジタルの熱血社長櫻木伸一が、様々なジャンルで気の向くままに書きながら、日々に新たに前進していきたい想いを込めたBlogです♪

先駆者がいないと道は切り拓かれない

      2019/04/04

             
            
            

ストックホルムオリンピック

今年のNHKの大河ドラマ「いだてん」。いろいろな意見があって、視聴率も低迷して、何かとお騒がせ大河ですが、自分は毎回欠かさず見ています。まぁマラソン好きというのもあるのでしょうが、宮藤官九郎の脚本というのもあってドラマとしては結構面白いと思いますよ。でも、今までの大河ドラマのフィルター(固定観念)から見ると文句言いたくなる人が多いんだろうと思います。それは自分もそう思いますよ、歴史の中の大河ではないだろうと。でも、楽しんだ者勝ちなので、楽しまなきゃ損でしょ!自分はそんな考え。

それにしても、主人公の日本初のオリンピアンであるマラソンの金栗四三さんと短距離の三島弥彦さん。1912年にスウェーデンのストックホルムで開かれたオリンピックに参加するということがいかに大変であったかというのが分かります。今ドラマはちょうどストックホルムオリンピックが終わったところです。結果からいうと、当時のマラソンの世界記録保持者でメダルが期待されていた金栗四三は、途中棄権という結果に終わってしまうのです。

【オリンピック初参加の高いハードル】
★日本は初参加でスケジュール調整や選手の体調管理など、選手サポートのノウハウが無かった
★日本からスウェーデンへは船とシベリア鉄道で20日かかり、選手も初の海外渡航であったために大きな負担であった
★スウェーデンは緯度が高くオリンピック開催期間はほぼ白夜で、不慣れな日本人には睡眠に支障があった
★当時のスウェーデンには米がなく、慣れない洋食で食事の面で苦労した
★舗装された路面での練習に慣れておらず、足袋が破れヒザを痛める結果になった
★マラソンの当日は金栗四三を迎えに来るはずの車が来ず、競技場まで走らなければいけなかった。ドラマでは大森監督を背負っていた。
★最高気温40°Cという記録的な暑さで、参加者68名中およそ半分が途中棄権。レース中に倒れて翌日死亡した選手(ポルトガルのフランシスコ・ラザロなど)まで発生。金栗四三はその給水所で給水していなかった。

こんな状況でいい結果を求めるほうがおかしいというくらいの過酷な環境だったみたいです。でも、この2人の挑戦をきっかけに次回またその次とオリンピック参加が繋がって、戦後1964年の東京大会の開催まで繋がっていくのです。

やっぱり最初に挑戦する先駆者がいないと物事は始まらない。当然先駆者はとんでもない苦労をするんですが、そんな人がいないと続いていかないんですね。いだてんを見ていて、つくづくそう思う。

先日引退したイチロー選手もメジャーリーグに野手で挑戦した先駆者、その前だとピッチャーで野茂英雄投手。サッカーでは、中学を卒業してすぐにブラジルに渡った三浦知良選手、Jリーグを創設した川淵三郎さん。ビジネスだと、日本にEC市場を作った楽天の三木谷浩史社長、大手通信会社に敢然と立ち向かい第二電電(現座のau)を創業した京セラの稲盛和夫会長。みんなそうです。失敗を恐れず、ファーストペンギンになる先駆者がいないと、大きなことは成し遂げられないんですね。

金栗四三さんのレース当日の日記がまた深いので紹介しておきます。

大敗後の朝を迎う。
終生の遺憾のことで心うずく。
余の一生の最も重大なる記念すべき日になりしに。
しかれども失敗は成功の基にして、また他日その恥をすすぐの時あるべく、雨降って地固まるの日を待つのみ。
人笑わば笑え。
これ日本人の体力の不足を示し、技の未熟を示すものなり。
この重圧を全うすることあたわざりしは、死してなお足らざれども、死は易く、生は難く、その恥をすすぐために、粉骨砕身してマラソンの技を磨き、もって皇国の威をあげん。

 


The following two tabs change content below.
櫻木 伸一
1967年神戸市生まれ、鹿児島育ち。1990年、中央大学卒業後、山一證券を経て、1998年に南九州デジタルに入社。2009年代表取締役就任。現在、法人向け卸売業の業績アップサポート部、個人向けギフトショップG-STYLE、インターネット通販のアイゲット・カデココ、地域店向け新事業の笑倍繁盛事業を展開し、お客様の心を豊かにする、「日本一心豊かな流通」を目指す。趣味は、トライアスロン・マラソン・サッカー他。
櫻木 伸一

最新記事 by 櫻木 伸一 (全て見る)

 - マラソン・トライアスロン, 大河ドラマ , , , , , , , ,