2度目の緊急事態宣言
お客様との関係構築の1点突破
新型コロナウィルスの感染再拡大による2度目の緊急事態宣言が、東京・神奈川・千葉・埼玉に発出されて、続いて大阪・兵庫・京都、愛知・岐阜、栃木、福岡に発出されました。
感染症なので、何度も繰り返し流行がくることと、新型なのでワクチンや薬が開発されるまたはみんなが免疫を持つようになるまでしばらく時間がかかる、だから感染は2年あるいはそれ以上続く、ということは予め分かっていたので、個人的には今回の緊急事態宣言に驚きはない。
春は得体の知れないものでしたが、今回はある程度学術的にも解明されてきているので、春ほどがんじがらめになる必要はないけど、予防は依然として重要です。
ただ、緊急事態宣言というトピックは、商売をしていく上では、相当決定的なできごとだとも言えます。
特にターゲットにされている、観光業と飲食業。
どちらも、緊急事態宣言→GOTOキャンペーン→緊急事態宣言、と本当にその対応だけでも大変だと思います。
政府のやろうとしてることも分からないではありませんが、商売的には根本的に増やさないといけないのは、固定客(ストック客)であって流動客(フロー客)ではありませんので、GOTOキャンペーンなども上辺だけの策なので、この先に繋がるためには効果は薄いと思います。
どんな商売も、基本は、お客さんとしっかりと関係性を構築して、どんな環境になろうともお店を利用してくれるお客様をどれだけストックできるか、ということに尽きますので、厳しい状況ですけど商売はその1点。そこができないと、これから先は厳しいです。
いろんなことが起こって、いろんな情報が飛び交いますが、商売はぶれずに愚直にやっていかないといけません。
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1967年神戸市生まれ、鹿児島育ち。1990年、中央大学卒業後、山一證券を経て、1998年に南九州デジタルに入社。2009年代表取締役就任。現在、法人向け卸売業の業績アップサポート部、個人向けギフトショップG-STYLE、インターネット通販のアイゲット・カデココ、地域店向け新事業の笑倍繁盛事業を展開し、お客様の心を豊かにする、「日本一心豊かな流通」を目指す。趣味は、トライアスロン・マラソン・サッカー他。
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ビジネス ストック客とフロー客, 緊急事態宣言