失敗はなぜ起こるか?
多くの失敗は「失敗の判断が早すぎたこと」で失敗になっている
「失敗は成功のもと」とか、
「途中でやめるから失敗であって、できるまで続ければ成功になる」とか、
失敗を讃える言葉は多いですが、また新しい切り口の失敗論を入手したのでシェアします。
多くの失敗は「失敗の判断が早すぎたこと」で失敗になっている
というのです。まぁ、なるほどと思います。
「できるまで続ければ成功になる」
という発想とも近いかもしれません。
目の前の仕事もそうですが、事業の成否のような案件はなおさらそうかもしれません。
事業の成否などは、5年10年という目でみないと分からない。
いろいろとうまくいかないなと思ったら、時間軸を長くとって俯瞰してみる必要はありますね。
でも、資金の問題や人の問題など、最初からあまり長期で見れない場合もある。
そういうときは短期的な成果と長期的な成果を抱き合わせて考えてみる。
短期的な目だけでは、真に得られる未来は得られないから、時間軸を長くして俯瞰して見ていきたい。
自分の大学の卒業研究は「AI 人工知能」でした。「AIによる、オートバイの故障診断システム」
今の優秀なAIと比べたら30年前のことなので、AIとしては稚拙なものだったと思います。
でも、教授からは、人工知能学会での発表を求められました。その発表は、ハワイへの卒業旅行と日程が被っていたので、丁寧にお断りしましたが(笑)
それからAIが世間で陽の目を浴びるまで30年くらいかかっているんですよね。30年ですよ!
5年や10年で成果が出ないって、失敗だったって諦めていたら、AIは生まれていなかったのかもしれないってことでもあります。
時間軸を長く持つことは、必要なことだと思います。
さっきも書きましたが、短期的な成果とうまく抱き合わせて、長く続けられる環境をうまく作りながら、成功するまで続けられれば、失敗ということには確かにならない。
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1967年神戸市生まれ、鹿児島育ち。1990年、中央大学卒業後、山一證券を経て、1998年に南九州デジタルに入社。2009年代表取締役就任。現在、法人向け卸売業の業績アップサポート部、個人向けギフトショップG-STYLE、インターネット通販のアイゲット・カデココ、地域店向け新事業の笑倍繁盛事業を展開し、お客様の心を豊かにする、「日本一心豊かな流通」を目指す。趣味は、トライアスロン・マラソン・サッカー他。
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